「仕様変更複数!8320F+8718F甲種輸送到着」今日の南海+JR西日本乗車録(2022.11.30)
公開日時: 2022-11-30 18:04:01更新日時: 2022-11-30 18:07:45行き
紀ノ川→和歌山市 C#1506 (1006F)
今日は今年度の新車第1弾となる8320F+8718Fの甲種輸送が到着する日。
いつもより1時間半早い列車に乗車し、市駅で新車の仕様を調査します。
まずは外観から。
構体や屋根上の設備については見かけ上変化はありません。
かぁくんが7時過ぎに市駅に着いたときには既に通電して回送幕が表示されていました。
今回の牽引機にはDD51-1109が充当。
午前の和歌山港線運用にはヘッドマーク付きの2232Fが充当され、今日限りの並びも見られました。
ここからは8320F+8718Fの細部の仕様をチェックしていきます。
まず目につくのが台車の変化。
住金系の台車はラピートでの亀裂問題などがあったためか、車体と同じ近畿車両製のものに変更となりました。
基本構造は近鉄でシリーズ21などを中心に広く採用されている積層ゴムブッシュ片側支持式のボルスタレス台車ですが、形式はこれまでなかったKD325となっており、狭軌である南海向けに新規設計されたものとなっているようです。
また、今年になってから南海線の8300系に設置が進んでいる車外カメラですが、8320Fは全車に設置済みの状態となっている一方で、8718Fは準備工事のみという中途半端な状態に。
車外カメラについては、当面は4連のみの装備となるのかもしれません。
内装に目を移すと、カラーリングはこれまでの高野線用8300系に準じるものの、座席配置と袖仕切りの形状は8306F〜8311Fと同様の荷物スペース付きのものに変更。
8312Fの登場時は荷物スペースなしの仕様で増備が進むとみられていた高野線の新車ですが、泉北9300系で荷物スペース導入が発表されるなど、状況は大きく変わってきました。
と、ここでそろそろ時間になったため、紀和線方面へ出発の準備をするDD51を撮影して引き上げ。
なお、今回は新車が走行する姿を見ることはできなかったため、モーターや制御装置の仕様については確認できていませんが、台車を始めとして複数の仕様変更があることを踏まえると、これらにもなんらかの変化があっても不思議ではありませんね。
和歌山市→和歌山 クモハ226-1009 (SR01)
今日の紀和線は所定の流れでSR01の充当。
明日の紀和線運用はSS編成の充当予想で変更はありませんが、差し替えとなってくれるでしょうか……
帰り
和歌山→和歌山市 クモハ227-1009 ( 〃 )
市駅到着後、車庫に目をやると、いつも通り明日の回送に向けて新車が待機中。
また、今朝の甲種輸送到着の影響で、日中留置編成の留置番線が一部変更となっていました。
和歌山市→紀ノ川 C#2232 (2232F)
で、上記の写真で手前に留置されていた愛車の1007Fに乗りたいところですが、それまで待つとなると1時間以上……
いつもの6878列車を狙ってみたものの7100系だったので、今日のシメは朝にも撮影したヘッドマーク付きの2232Fとしました。
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