「三賀日の増発でモ161に初乗車」(前編)今日の南海+阪堺乗車録(2025.1.3)
公開日時: 2025-01-05 23:59:30更新日時: 2025-01-06 00:00:32昨年秋頃より、鉄道運用Hubを阪堺に対応させたことをきっかけとして、モ162の貸切に招待されるなどの経験を経、阪堺の吊り掛け駆動車の沼にズブズブと嵌まりつつあったかぁくん。162には貸切で乗れたけど、やっぱり161にも乗りたい…… と、思っていたところ、今年も正月三賀日の増発で161形が運行されているとの情報を1月2日の午後に入手。
この時点で、161への乗車を狙うためには翌日の1月3日に出掛けるより他になく、計画を立てる時間などもはやないことから、当日は行き当たりばったりの行程となることは必至。
こうなってくると、せっかく行っても準備不足のせいで161に乗り損ねるというパターンも考えられるわけで、そうなったときの精神的ダメージは計り知れず……
いろいろ考えた結果、「161に乗り損ねた場合でも別のところでお気に入りの編成に乗れればダメージは少ないよね!」という結論に達し、1月3日の午前中に和歌山市までやってくる普通車に1009Fが入っていればこれで出掛けることにしました。
紀ノ川→浜寺公園 C#1009 (1009F)
で、当日。
Semi-Rapidさんが鉄道運用Hubに投稿された情報により、見事に1009Fが8時台に乗車可能な普通車運用に充当されていることが判明。
予定に従い、モ161乗車を目的とした新年最初の鉄道旅のスタートとなりました。
ちなみに、この運用、ダイヤ改正以来の運用実績を確認してみると、8割ほどの高確率で前日に6801列車で運行された編成が充当されている模様。
日を跨いだ運用遷移がまるで予想できないことでお馴染みの羽倉崎出庫運用にしては、かなりイレギュラーな気がします。
浜寺駅前→我孫子道 モ710
公式アプリの走行位置情報にて赤色アイコンで表示されるために区別可能な161形ですが、浜寺公園に着いた時点で、走行位置情報画面には既に赤いアイコンが1つ。
SNSで情報収集しても、このアイコンが(現時点で営業運転可能な状態の)モ161とモ162のどちらかははっきりしませんでしたが、いずれにせよ三賀日ダイヤでの161形の運行は我孫子道以北のみを走行する日中の限られた列車しかないのが通例とのこと。
今回は堺トラムを狙うといったことはせず、浜寺駅前からは我孫子道に直行です。
すると、我孫子道に到着して程なく、天王寺方面から下ってきたのは、正しく今回の旅の目的であるモ161!
161形は我孫子道に到着すると、継続して運行予定の場合でも一旦入庫となるようだったので、我孫子道で辛抱強く再出庫を待ち構えます。
我孫子道→天王寺駅前 モ161
すると、我孫子道にやってきてから半時間弱、ついにモ161が営業列車として再出庫し、念願だった初乗車を達成することができました。
半鋼製車ならではの木の温かみある内装が復元された車内、外観だけに留まらず、ツーマン運行時代の合図ベルまで復元されているのにはちょっと驚き。
以前162に乗車した際に気になっていた、製造所銘板の斜め下に開いた穴、過去に電気配線で使用していたのかと思っていましたが、この合図ベルの紐を通す穴だったんですね 笑
天王寺駅前→我孫子道 モ601
天王寺では162の出庫を待って折り返しに乗車
……しようと思ったのですが、三賀日昼前の電停周辺は混雑が凄まじく、ここで長時間滞在するのはいろいろと難しそうな雰囲気。
ひとまず乗車列に並んでみると601形のトップナンバーが来てくれたので、ひとまずこれで我孫子道に戻ります。
ちなみに、162は予想通り出庫したらしく、途中で離合。
我孫子道ではこの折り返しを待つことになります。
(中編に続く)