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鉄道運用Hub v25.01-1を供用開始します!

公開日時: 2025-01-29 22:30:03更新日時: 2025-01-29 22:30:03本日(2025/01/29)深夜より、Midari Createにて、鉄道運用Hubの今年最初のアップデートとなるv25.01-1を供用開始させていただきます。
今回の更新での主な変更点は以下の通りです。

鉄道運用Hub 2025年ロゴマーク

差し替え情報と訂正情報を区別して表示するように

鉄道運用Hub v25.01-1 スクリーンショット
※スクリーンショットの運用情報は動作検証のためのダミーデータであり、実際の運用とは異なります。

これまで、鉄道運用Hubでは差し替え情報の投稿と誤りの訂正を目的とした投稿を区別せず、どちらも赤文字で表示してきましたが、差し替えの情報と紛らわしいことを理由に誤投稿を削除してほしいという旨の依頼が運営メンバーに対して頻繁に寄せられており、運営メンバーの限られた人的リソースを無用に消耗する状態が続いていました。

これを受け、v25.01-1では、運用情報の投稿時に、通常または訂正の情報と、差し替えの情報とを選択可能とし、異なる編成の運用情報が投稿された場合でも、訂正の情報として投稿されていた場合は運用データを赤色で表示しないよう仕様変更を行いました。

また、運用データ画面では差し替え後の編成だけでなく差し替え前の編成も表示することとし、車両故障などによる差し替えの場合に故障したのがどの編成であるのかすぐに確認できるようにしました。

加えて、この変更に伴い、一人のユーザー様が同一運用へ複数回の情報投稿を行った場合でも、差し替え情報として異なる編成の情報が投稿された場合に限り、前の投稿を上書きせずに新しい投稿と併存させるよう仕様変更を行っています。

この他、任意の運用に差し替えがあった際、差し替え前の編成の編成詳細情報画面の運用情報にも当該運用を表示できるよう合わせて機能改良を実施しました。

アイコンデザインの改良

v25.01-1は広範的な機能向上を実施したバージョンであることから、アプリケーションのデザイン面においても改良を実施することとし、この改良の対象としてアイコンデザインに変更を行いました。

これまでのアイコンは鉄道車両の側面シルエットのみを表現したものでしたが、新しいアイコンは、ここに地面をイメージした下部の塗り潰しを追加し、アイコン全体として、下部にシルエットの重心があるような、安定を感じさせるデザインに変更しています。

なお、デザイン面では、アイコン変更の他に、一部ボタンのデザイン改良なども実施しています。

編成別・運用番号別に過去1ヶ月の運用実績を一覧表示する機能を実装

各編成の過去1ヶ月分(30日間)の運用実績を一覧で確認できる機能を実装しました。
当該機能は各編成の詳細情報ページからアクセスでき、各編成の運用の傾向や、組成変更前の組成、組成変更の実施日を速やかに確認することが可能です。

また、ユーザー様から運用番号別の運用実績も確認できるようにしてほしいとの要望があったため、運用番号別の過去30日間の充当編成についても、一覧で確認可能な機能を実装しています。

編成表データ変換時のエラー検知機能を強化

先日、御堂筋線系統の編成表にて誤植が報告されたことを受け、再発防止策として、編成表データ変換スクリプトのエラー検知機能強化を行いました。

この改良により、編成表の変換元データに同じ車番の車両が複数含まれている場合は変換時に警告メッセージが表示されるようになったため、新しい編成の追加時などに誤って既存の車両の車番を入力してしまった場合でも、当該の誤りを発見することが容易になりました。

運用情報が投稿されるまで走行位置モードで表示しない運用を設定可能に

同じダイヤでも、曜日や車両検査の都合で運転日と運休日が存在する運用(南海高野線の「天空」など)を、運休時に走行位置モードで完全に非表示とすることができるよう、運用表に仕様変更を実施しました。

この仕様変更により、運用表で非表示をデフォルトとして設定されている運用は運用データモードから「運休」以外の運用情報が投稿されるまで走行位置モードに表示されないため、ユーザーのみなさまが走行位置モードで運用状況を閲覧する際に感じる紛らわしさを軽減することが期待されます。

検索エンジン向けサイトマップの強化

これまで、各ページのURLのみを記載していた検索エンジン向けのサイトマップに、ページの更新頻度などの情報を追加し、検索エンジンのクローラーが検索結果に表示する情報を効率よく収集できるよう配慮しました。

また、新規ユーザー登録ページなど、運用・車両情報とは無関係なページに検索結果への表示を拒否する設定を行い、検索エンジン経由で鉄道運用Hubにアクセスされるユーザー様が目的の情報へ辿り着きやすいようにしています。

これまでのバージョンで存在していたバグの修正

v25.01-1では、鉄道運用Hubの最初のバージョン(v23.10-1)から存在していたとみられる、「時刻表モードで、一つの駅から同じ時分に同じ方面へ向けて発車する列車が複数存在する場合に、当該列車が時刻表に表示されない」バグの修正を実施しました。

高速化を目的とした不要なデータベースインデックスの削除

将来の機能追加を見込んでデータベーステーブルに設定していたインデックスのうち、当面使用する見込みのないものについて削除を実施しました。

これにより、ユーザー様が運用情報を投稿する際の処理時間短縮が期待されます。

運営方針についてのお知らせ

前述の通り、ユーザーのみなさまからの誤投稿の削除リクエストについては、ユーザー様にとって有益な面があることは否定できない一方で、以前から運用表の修正などに割くことができる人的リソースを圧迫するものとなっていました。

鉄道運用Hub運営メンバーでは、v25.01-1で誤投稿の訂正と差し替え情報の区別が容易となったこともあり、誤投稿の削除について、今後は原則として実施しない方針とさせていただきました。

なお、以下に該当する投稿についてのみ、ユーザーのみなさまが安心できる利用環境を守るため、今後もSNS等での削除リクエストを受け付けます。
  • 運用補足情報に誹謗中傷やその他公序良俗に反する内容が記載されている場合
  • 故意に実際の運用とは異なる情報を投稿していることが明確な場合
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