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鉄道運用Hub v25.10-2を公開しました

公開日時: 2025-10-31 06:36:36更新日時: 2025-10-31 06:36:36本日(2025/10/31)早朝、Midari Createでは、オープンソースのユーザー投稿型鉄道運用情報共有サービス「鉄道運用Hub」の今月2回目の更新となるバージョン25.10-2を公開しました。

この更新では、「フロントエンドのアイコン刷新」「管理画面からの運用表・時刻表差し替えに対応」「時刻表データ形式の仕様拡張」の3種類に大別される改良を実施しています。

鉄道運用Hub SNS用カードイメージ

フロントエンドのアイコン刷新

v25.10-2では、鉄道運用Hubの最初のバージョンを公開した2023年以来大きなデザイン変更のなかったボトムバーのアイコン類を中心として、アプリフロントエンドの各部に使用しているアイコンに大幅なデザインの変更を実施しました。

鉄道運用Hub v25.10-2 -1

新しいアイコンはこれまでのアイコンよりも細い線で全体を構成することにより、ユーザーのみなさまが受ける印象をより繊細で軽やかなものにしています。

また、フロントエンドUIについては、アイコンの刷新以外にも、運用詳細ポップアップへのダイヤ名表示欄追加などを行っています。

管理画面からの運用表・時刻表差し替えに対応

これまで、鉄道運用Hubでは、各路線系統の運用表や時刻表などのファイルについて、全てサーバマシン上で目的のフォルダにファイルをコピーし、その都度データベースへの反映に必要なコマンドを実行するという手法で公開データの更新を行ってきました。

この方法はFTP接続を使用するなどの他の方法に比べてセキュリティ面では信頼性が高いといえるものの、言うまでもなく非効率的であり、この非効率性に起因する様々な課題が対応路線系統の増加に合わせて顕在化しつつありました。

この問題を解決すべく、v25.10-2では、これまで対象が路線系統情報や編成表など一部のファイルに限定されていた管理画面のファイルアップロード機能を運用表や時刻表を含む大部分のファイルへと大幅に拡張しました。

鉄道運用Hub v25.10-2 -2

このファイルアップロード機能では、管理画面の他機能と同様、ワンタイムトークンを使用したCSRF耐性の向上などを実施して高いセキュリティ水準を確保しつつ、ファイルのアップロード完了と同時にデータベースへの反映処理を自動実行する仕様とすることで十分な情報系の知識を持たない運営メンバーにも容易に取り扱えるようにしています。

時刻表データ形式の仕様拡張

v25.10-2ではデータ仕様の改良として、時刻表データへの予定臨時列車識別項目の導入を行いました。

時刻表データにて予定臨時列車として指定された列車は運用表に記載がない限り各駅の時刻表で非表示となるため、冬季に特急の減便が行われる南海高野線などの路線でも夏季と冬季で時刻表データを作り分ける必要がなくなり、運営メンバーの負担軽減が期待されます。
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