鉄道 >
鉄道運用Hub v25.12-2を公開しました
公開日時: 2025-12-19 07:30更新日時: 2025-12-19 07:56:51本日(2025/12/19)、Midari Createでは、オープンソースのユーザー投稿型鉄道運用情報アプリ「鉄道運用Hub」をv25.12-2に更新しました。この更新での主な変更点は以下の通りです。
車歴を中心とした編成表の機能強化
鉄道運用Hubでは、昨年11月より編成表の個別編成画面に車歴表示機能を設けており、新製年や転属年といった基本的な情報だけでなく、標識灯の交換年や広告ラッピングの実施期間といった詳細な情報まで記載しています。
しかしながら、この機能については、一部のユーザー様から情報が多すぎて見づらいといった旨の意見をいただいていたため、今回の更新では、編成を構成する各車両ごとに、当該の車両に関係する車歴のみを抽出して表示する機能を実装しました。
なお、この機能についてはデータの入力に時間を要するため、現在は南海本線と高野線の一部編成を除くほとんどの編成で車両別の車歴をご覧いただけません。悪しからずご了承願います。
この他、編成表関連では、「編成記号別」表示で除籍済みの編成を各編成記号のグループに含めることを可能とする仕様変更を実施しています。
お知らせデータをデータベースで管理するように
これまで、鉄道運用Hubのお知らせ機能は、アプリ全体のお知らせ・各路線系統のお知らせ共に個別のJSONファイルでデータを管理しており、複数の路線系統へ同じお知らせを一括で投稿・削除することが困難でした。一方、路線系統については、来年の改正で環状線と大和路線の実装がほぼ確実となっており、ダイヤ乱れが阪和線と相互に波及し合うこれらの路線のデータを管理するにはお知らせの一括投稿・削除機能は必要不可欠であるといえます。
v25.12-2では、アプリ全体のお知らせと各路線系統お知らせを単一のデータベースファイルにまとめて格納することで、来年必要となることが確実な一括投稿・削除機能を実現。
また、同時にお知らせの予約投稿も可能とすることで、運営業務の円滑化を図っています。
路線系統別の投稿ルールを導入
鉄道運用Hubでは、対応路線系統の増加に伴い、例えば、京阪本線系統では運用別デフォルトアイコンの導入に伴って4両運用への形式投稿が禁止となるなど、各路線系統に個別の投稿ルールが発生していました。しかしながら、全てのユーザー様にこうした路線系統別の投稿ルールを漏れなく把握していただくことは現実的ではなく、また、こうした路線系統別の投稿ルールがお知らせやSNS等、長期的に公開を継続すべき情報には適さない方法で周知されていたことも、ユーザー様が路線系統別の投稿ルールを把握するのを困難なものとしていました。
今回の更新では、これらの問題を緩和すべく、路線系統別の投稿ルールをアプリ内で閲覧可能なように路線系統別投稿ルールの表示機能を新設。運用情報の投稿画面下部からいつでも路線系統別の投稿ルールを閲覧可能としています。
※鉄道運用Hubに関するご意見やお問い合わせは当ブログのコメント欄ではなく、各種SNSの鉄道運用Hub公式アカウントまでお寄せください。公式アカウントへいただいたお問い合わせについては広報担当メンバーがすみやかに対応させていただきます。
この記事のタグ:
鉄道運用Hub
鉄道運用Hub