「最初で最後(?)の泉北トレインフェスタへ」(部品販売編)今日の南海&泉北高速乗車録(2024.10.12)
公開日時: 2024-10-19 23:59:59更新日時: 2024-10-20 23:08:50(前編の続きです)かぁくんとStanding Flower氏が光明池検車区に着いたのは、トレインフェスタの開場1時間半ほど前。
南海電車まつりの部品販売の長蛇の列に慣れたかぁくんは、既に徹夜組や始発組が大勢並んでいることも覚悟していましたが、このとき実際に並んでいた人数は30人足らずでした。
かぁくんはもともとこの日は部品を買うつもりで来てはいませんでしたが、この順番なら、もしかすると車内銘板類が買えるかもと、直射日光を浴びつつも、念のため並んでおくことに 笑
すると、今年がトレインフェスタとしては初の部品販売だったこともあってか銘板類の出品数が多く、奇跡的に5000系の製造所銘板を購入できてしまいました!
今回購入したのは、川崎重工平成6年の製造所銘板で、泉北の係員の方曰く、更新時まで5507Fに取り付けられていたものとのこと。東急車輌製造の銘板は2枚コレクションしているかぁくんですが、川崎重工の銘板は初入手です。
ちなみに、裏面には謎の赤いスジが付いていますが、これは一体なんなのでしょうか?
以前購入した東急車輛製造の再発行銘板では、裏面にもともと取り付けられていた古い銘板の青い塗料が付着していたこともありましたが、5000系の内装材はクリーム色ですし、完全に謎ですね……
なお、インターネット上にあるたいていの編成表では5507Fは平成7年製造と記載されているのですが、どうやら車体の竣工は平成6年として扱われており、銘板も平成6年表記のものが取り付けられている模様。
この銘板はそうした「ネットでは知ることのできない知識」を教えてくれる存在としても、大切にしていきたいと思います。
(あと、例えば、同じ川重を2019年の年明けすぐに出場したクモハ227-1013には、2018年製造の銘板が付いていたりするんでしょうか? 確認してみる必要はありそうです……)
このほか、会場では、鉄道廃品としてはあまり市場に出てこない床下機器の銘板類が多く販売されていました。
先頭車ばかり乗るかぁくんは、ここでももちろん先頭車の床下にぶら下がっているのを見たような床下機器の銘板をチョイス。
今回の泉北トレインフェスタの部品販売は全般的に商売っ気の感じられない価格設定が多く、この銘板も各100円。
(オタクにしか需要のないものとはいえ)そもそも市場に出ることが珍しい品物だけに、安価で入手できたのは嬉しい限りです。
ところで、この「ATS抵抗器」の銘板、茶ばんでいるのは錆や汚れではなく「焦げ」なのですが、「ATS抵抗器」って、一体どんな温度になる機器なんでしょうか……
床下機器ガチ勢の知り合いに尋ねれば面白い話も聞けそうですが、そういうコアすぎる話はここに書くべきものでもないので、今回はここまでとさせていただきます。
(会場編へ続く)