「電車まつり、まさかの途中終了」(建屋内編)今日の南海乗車録(2024.11.2)
公開日時: 2024-11-04 23:33:22更新日時: 2024-11-05 14:42:57(前編の続きです)千代田工場では、もともと同行していたStanding Flower氏に加え、先程市駅から運用情報を提供してくれたSeries2000氏や、桜都いずみ氏と共に工場内外の様子を調査しました。
1007Fの工事進行状況
個人的に愛車と呼んでよく狙って乗っている1007Fですが、6月を最後に入場して以降、1000系初となるリニューアル工事が行われている模様。まず目に付くのがこのドアで、9000系の更新と同様、複層ガラス採用のものに交換されている様子。
9000系の更新ではこのドアの帯塗装が8300系に合わせて省略されるなど、外観の大きな変化もありましたが、1000系ではどうなるでしょうか……?
(普通に考えれば西武のようにドアだけ無塗装というのはなさそうに思えるので、どうせ塗るならこれまで通り帯も入れそうな気はしますが……)
運転台も取り外されていることから、1000系基本番台の特徴だったデジタル式メーターともお別れでしょうか。
車両設備については保守的な選択が多い南海ですから、新しい運転台はLCDではなく、1051Fのようなアナログメーターになりそうですね。
なお、C#1007とC#1807については非公開エリアで作業が行われていたようで状態を確認することはできませんでしたが、いずれにせよ今年中に運用復帰することはなさそうですね……
1008Fが台車交換
着々と進んでいる1000系の台車交換、「電車と綱引き」や天井クレーン吊り上げ実演に使用された1008Fも例外ではありません。で、今回もちろん再塗装が行われている1008Fですが、他編成より明らかに状態の悪い帯シールに(今年こそ)変化はあるのでしょうか……?
2031F+2032Fが高野線仕様の方向幕に
例年高野線所属の2000系ブツ4が使用される車掌体験の編成ですが、今年は本線から2031F+2032Fが充当。で、この2031Fと2032F、「2扉車」のステッカーこそ変化なしでしたが、方向幕はいつの間にか高野線用のものに交換されていました。
約17年間に渡って本線で活躍してきた2031F+2032Fですが、とうとう高野線に帰る日が来たのでしょうか……
(屋外展示編に続く)