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鉄道運用Hub v25.06-1を公開します

公開日時: 2025-06-13 00:33:33更新日時: 2025-06-14 00:11:24本日(2025/6/12)深夜、Midari Createにて、ユーザー投稿型鉄道運用情報共有サービス「鉄道運用Hub」の今月最初のアップデートとなるv25.06-1を公開します。

この更新でのv25.05-1からの変更点は以下の通りです。

鉄道運用Hub 2025年ロゴマーク

走行位置と駅時刻表で他の路線系統から乗り入れてくる列車の運用情報を表示可能に

鉄道運用Hub v25.06-1 スクショ - 1

鉄道運用Hubでは2023年の公開当初よりアプリ内で各路線系統を完全に独立したデータとして扱うことにより、一部の路線系統のデータが破損した場合でも他の路線系統の動作に影響が出ない設計を採用してきました。

しかしながら、この設計では各路線の走行位置にはその路線が属する路線系統の列車のみが表示されることになるため、3月に実施した阪和線系統の追加以降、きのくに線では阪和線系統から閲覧した場合は日根野支所、和歌山線系統から閲覧した場合は新在家派出所の所属車両で運転される列車のみがそれぞれ表示されており、利便性を大幅に欠く状態となっていました。

今回の更新では、各路線系統のデータを個別に管理するというアプリの基本設計はそのままに、別の路線系統から乗り入れてくる列車が存在する路線系統では走行位置表示時に乗り入れてくる路線系統の運用表や運用情報を読み込むことで、表示中の路線系統に属さない運用の列車も充当編成情報を添えて表示できるようになりました。

また、駅時刻表についても、同様に他の路線系統から乗り入れてくる運用の充当編成情報表示に対応しました。

運用情報投稿画面で「車番サジェスト機能」が利用可能に

鉄道運用Hub v25.06-1 スクショ - 2

これまでの鉄道運用Hubでは、運用情報投稿時には編成名のみが入力できる方式を採用していたため、投稿時に編成名と車両番号の対応関係を失念した場合には、投稿画面を開く前に編成表で車両番号を検索して編成名を確認する必要がありました。

この問題に対し、v25.06-1ではユーザー様からの要望を受け、投稿画面の入力欄で車両番号から編成名をサジェスト可能な「車番サジェスト機能」を導入しました。

車番サジェスト機能は編成名入力欄の右側に新設した「クハ」のアイコンをタップすることで有効化することができ、同アイコンを再度タップすることで通常の入力モードに戻ります。

なお、このアイコンの文字には、鉄道運用Hubと同じくMidari Createのプロジェクトとして開発を行っている「ウソ電フォント-Kokutetsu」を活用しています。

走行位置と時刻表で路線切り替え機能を拡充

走行位置画面と時刻表画面では、乗り入れ運用の表示対応以外にも、路線系統切り替え機能のUI改善を実施しました。

新しいUIでは、走行位置から「乗り換え可能な路線系統」を開いた際に、接続する路線系統の系統名だけでなく接続液が属する路線名も表示され、この路線名をタップすることで当該路線の走行位置に直接遷移することができるようになっています。

加えて、駅の時刻表では路線の切り替えからその駅で乗り換え可能な他の路線系統に属する駅の時刻表へ同じ路線系統内での路線切り替えと同様に移動することを可能とし、利便性の向上を図っています。

設定とキャッシュデータの削除機能を別ページに分離

v25.06-1では、これまでのバージョンでアプリ本体に内蔵していた「キャッシュデータベースの削除」機能を別ページに分離することでアプリ本体を軽量化するとともに、設定やキャッシュデータの破損によりアプリ本体が起動しなくなった場合でも、別ページにアクセスすることで設定とキャッシュデータを初期化することができるようになっています。

不具合の修正

上記の他、既知の不具合の修正として、「オフラインモードでアプリを起動させた場合にエラーメッセージが表示されることがあった問題」や「時刻表モードで路線名表示が狂うことがあった問題」などの修正を実施しています。

(追記)バグについて

v25.06-1では、複数のバグが確認されたため、v25.06-2で修正を行いました。

なお、他の路線系統から乗り入れてきている運用の列車詳細から運用詳細を開けないのはバグではなく仕様です。
将来のバージョンで改良する可能性はありますが、詳細は未定ですのでご了承願います。
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