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鉄道運用Hub v25.06-3を公開しました

公開日時: 2025-06-24 07:33:09更新日時: 2025-06-24 07:34:08本日(2025/6/24)朝、Midari Createにて、ユーザー投稿型鉄道運用情報共有サービス「鉄道運用Hub」のv25.06-3を公開しました。

この更新ではアプリケーションフロントエンドに機能の追加やUIの改善を行い、利便性の向上を図っています。

鉄道運用Hub 2025年ロゴマーク

路線系統と駅をお気に入りとしてピン留め可能に

v25.06-3では、任意の路線系統を「お気に入り」として起動画面と路線系統切り替え画面にピン留めできるようになりました。

鉄道運用Hub v25.06-3 スクリーンショット - 1

また、この更新では路線系統に加えて駅もお気に入りへ登録することを可能としており、よく使う駅をお気に入りに登録しておくことで、アプリ起動画面からワンタップで当該駅の時刻表を表示させられるようになっています。

お気に入りに登録された路線系統や駅の表示順は、「アプリの設定」で並び替えることができるよう設計しており、ここでは操作を直感的に行えるよう、ドラッグアンドドロップによる並び替えに対応しています。

鉄道運用Hub v25.06-3 スクリーンショット - 2

なお、お気に入り路線系統・お気に入り駅についてはデータが端末内に保存される仕様となっているため、アカウントを作成していない場合でも機能をご利用いただくことが可能です。

内部処理の最適化

今回の更新ではUIの改善だけでなく、アプリフロントエンドの内部処理についても大幅に変更を行いました。

この変更では、改正日別ダイヤデータの切り替え処理を最適化し、時刻表や運用詳細ポップアップなどで表示しているダイヤが切り替わった際に不具合が発生する可能性を大きく減少させています。

また、走行位置機能や時刻表機能、運用データ機能などそれぞれの機能で重複していた処理を集約することで、フロントエンドのファイルサイズ削減とメンテナンス性の向上を図りました。

加えて、スクリーンショット機能に使用している内製ライブラリ「elem2img.js」についてもバージョンアップを行い、無駄なコードを削減しています。

差し替え投稿時の投稿画面をわかりやすく

鉄道運用Hubでは、v25.01-1より、既に運用情報が投稿されている運用に対して上書き投稿を行う際に、「誤った投稿の上書き訂正」と「編成の差し替え情報投稿」を選択することが可能となっています。

しかしながら、この機能については誤った選択肢での投稿が跡を絶たず、多くのユーザー様に投稿いただいている南海本線系統などでは活発なご投稿により常に最新の運用情報が揃う状態となっている反面、頻繁に発生する誤りへの訂正作業が運営の業務を圧迫していました。

もちろん、こうした誤りが発生するのはユーザー様の責任ばかりではなく、アプリのユーザーインターフェース設計に改善点があることに疑いの余地はありません。

v25.06-3では、ユーザーインターフェースの改善として、投稿経験の浅いユーザー様にも投稿方法がわかりやすいよう、既に情報の投稿されている運用に情報投稿する場合には、投稿画面に訂正投稿と差し替え投稿の選択についての詳細な説明文を強制表示するよう仕様変更を行いました。

管理者用データ変換ツールの改善

上記の他、アプリ本体の更新に合わせて、管理者用のデータ変換ツールについても、Windows環境での動作を改善するアップデートを行いました。

現在供用中の鉄道運用Hubでは、これまで、阪急神戸線系統・宝塚線系統、京阪線系統など、Windows端末でデータの作成を行っている運営メンバーのみで管理をしている路線系統のデータ更新作業が遅れる事象が散見されましたが、この更新により、今後はそのような路線系統でも時刻表や運用表の誤り訂正をすみやかに行っていける見込みです。
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