「キップレきっぷできんてつ鉄道まつりへ」(建屋内車両展示編)今日の南海+近鉄+JR西日本乗車録(2025.11.02)
公開日時: 2025-11-06 23:59:59更新日時: 2025-11-07 03:10:18(前編の続きです)ここまで乗ってきた区間準急がちょうど鉄道まつり開場時間の10時きっかりに五位堂に着くということもあってか、改札を出ると駅前には……と、いうより、駅舎2階の自由通路を駅の逆側まで貫通する形で会場まで伸びる長蛇の列が。
ただ、列の進みは比較的スムーズだったため、会場に入るまでそれほど待たされることはありませんでした。
五位堂研修車庫にて
会場に入ったところで、さっそく建屋内の様子からご紹介。まずは、この手の車庫公開では定番の車両吊り下げ実演。
大阪線所属通勤車の上本町方先頭車なので電動車ではないはずですが、床下機器はみっちり搭載されていて見応えアリですね。
よく見ると床下はこの鉄道まつりに合わせて装飾が施されています。
南海電車まつりの吊り下げ実演は仮の足場に下ろすところで終わりますが、きんてつ鉄道まつりは実際の台車に中心ピンを位置合わせして載せるという本格仕様。
さすがにブレーキ配管の接続などは行われませんでしたが、それでも気合い入り過ぎでは……()
なお、この五位堂研修車庫はケーブルカー以外の近鉄全線で使用される車両を検査しているということで、建屋内には大阪線以外にも様々な路線の車両が勢揃い。
こちらは奈良線でお馴染みのシリーズ21。
C#9829ということで大阪線には在籍のない9800系であることは明白ですが、車番を確認せずとも、戸袋のシールから阪神乗り入れ対応車であることがわかります。
ピット線での床下見学に使用されていたのは、志摩線方面で使用されているワンマン対応車の「とばしまメモリー」。
脱走運用では名古屋まで足を伸ばすこともあるようですね。
このC#6431は車番からもわかる通り南大阪線系統専属車。
近鉄の車両形式はややこしいので、南海鉄のかぁくんにはこれが何系なのかよくわかりませんが、たぶん6425系とかその辺りでしょう。
(正しくは6422系でした……)
なお、今回訪れた際には、検査周期の都合かけいはんな線から入場している車両はなかったらしく、7000系列らしき姿は確認できませんでした。
(機器展示編に続く)