「港まつりの日の例外」(前編)今日の南海+JR西日本乗車録(2025.7.26)
公開日時: 2025-07-31 17:30:00更新日時: 2025-07-31 17:30:00今年も待ちに待った日がやってきました。そう、和歌山の夏の始まりといえば、やはり港まつりです!
……まあ、今年は6月から既に夏日の連続で、例年のような「始まり」という感覚はあまりありませんが、かと言って港まつりに参加しないままではかぁくんの夏は始まりません。
と、いうことで、今年もかぁくんは花火と臨時列車の両方を楽しみにしつつ、港まつりへ参戦です。
行き
和歌山→王寺 クモハ227-1020 (SR12)
が、その前に、今年も同行者を迎えに大回りで天王寺まで。
まずは、前日におさんが鉄道運用Hubに投稿してくださっていた情報から、お気に入りのSR12を狙って乗車です。
ちなみに、普段は深く掛けるほど座り心地がよくなるという優秀な227系のロングシートですが、浴衣に作り帯を付けた状態だと深く掛けるのは困難になってくるので、この日ばかりはそこまで優秀な感じがしないのが少し残念です……
王寺→天王寺 クモハ221-1 (NC601)
王寺から天王寺へは、NB編成の大和路快速を第一候補とし、その大和路快速に久宝寺で抜かれる普通車のほうはトップナンバーでも入らない限りはパス
……と、考えていたところ、まるで図ったかのようにそのトップナンバーがやってきたのでこれに乗車。
こちらの展望席(という名の補助席)は223系1000番台のものとは異なり、背ズリが省略された背面がただの窪みになっているのがいつも残念なところではありますが、今回は例外的に作り帯がその窪みにすっぽりと納まって深く掛けられるので、以外に座り心地が良いようにも感じられるのが不思議なところです。
(まあ、どっちみち座面はパイプ椅子同様の硬さなので長時間の乗車には向きませんが……)
天王寺→東岸和田 クモハ224-5004 (HF404)
天王寺では去年と同じく紅都由旅氏とOut of service 1406氏の両名と合流し、いよいよ和歌山港に向けて移動開始。
まずは関空紀州路快速より混雑がマシな区間快速で東岸和田まで先行します。
東岸和田→日根野 クハ222-2515 (HE431+HE423)
東岸和田からは関空紀州路快速の関空快速側に乗車して日根野まで。
以前の関空紀州路快速は昼間の三国ヶ丘以南なら関空快速側に乗ればどこかしらに空席があるイメージでしたが、最近はどこにも空席が見当たりませんね……
日根野→紀伊中ノ島 クハ222-2507 (HE423)
代わりに、日根野から乗車した紀州路快速側では、関空快速のほうに乗り換えようとしていたとみられる旅行客らしき方と入れ替わりに着席成功。
……まあ、さっきの区間快速がこの紀州路快速の日根野発車より先に日根野の到着するダイヤなら、そもそも東岸和田で乗り換える必要性はないのですが、悲しいかな、そういう便利なダイヤにはなっていないのが今の阪和線……
紀伊中ノ島→和歌山 クモハ224-5006 (HF406)
大回りに使用した切符は紀伊中ノ島までだったので今回は紀伊中ノ島で一旦出場し、後続の紀州路快速で和歌山駅に帰還です。
この辺りまで戻ってくると、いよいよ浴衣姿の乗客も増えて、お祭りらしい雰囲気になってきますね。
和歌山→和歌山市 クモハ227-1004 (SD04)
和歌山駅からはそんなお祭り客で混雑する紀和線の列車に乗車して市駅まで。
しかしまあ、紀和線、港まつりのときの混雑度合いを見ていると、こういう臨時ダイヤのときだけでも4両で運転できるように、市駅のホーム有効長をもう少しだけ伸ばせなかったものかと思えてしまいます。
もともと都市型ワンマンの紀和線ですから、市駅のホーム有効長さえなんとかすれば(紀和駅はホーム有効長を容易に2両分延長できる造りなので)、ほぼ普段通りの操作で227系のブツ4が客扱いできるはずなんですよね。
(後編に続く)